「沖縄料理を食べに行ったら少し飲むかなぁ」
「泡盛って度数が高いし、においも強いからねぇ」
このフレーズ、よく耳にします。
うんうん、そう思いますよね。
私も数年前まで そんなに得意ではなかったので、その気持ち、よくわかります。
今では美味しいと思うし、なんと言っても、様々なジャンルの飲食店で 泡盛がオンリストしているケースが増えたと思いませんか?
つまりは 「泡盛ってフツーに美味しいよね」というイメージが 着実に浸透してきていることに他ならないと、信じて疑いません。(笑)
(もちろん、泡盛業界の営業努力の賜物でもあります)
ということで今回は、泡盛の「入り口」的なアプローチを3つご紹介していきます。
「構えずに気軽に楽しめばいいのね」
そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。
目次
テッパンの美味しさ!コーヒー泡盛
コーヒーとの相性が良い 泡盛ならではの飲み方で、地元・沖縄では定番のスタイルです。
① 泡盛をコーヒーで割るお手軽パターン
② 泡盛にコーヒー豆を漬ける本格パターン
の2つがあり、昨年 作り方を書いた記事 も掲載しましたので、詳しくは是非そちらをご覧ください!
この記事は掲載以降 閲覧数が常にTOP3入りしており、そのことからも コーヒー泡盛の人気の高さが伺えます。
(本格パターンと言っても、豆を1〜2週間漬けるだけで美味しくなります!)
余談ですが泡盛は紅茶との相性も抜群。
濃いめ・熱々の紅茶で割る “HOT泡盛紅茶”、これもなかなかにイイです。
中華・アジア系料理 + ソーダ割り
中華料理の食中酒にしたい飲み方は、「泡盛ソーダ割り」です。
泡盛の銘柄により味わいは異なりますが、キリッとドライなラムネを飲んでいるかのような爽やかな飲み口は、味付けがしっかりした料理に合わせるのにピッタリ。
また、泡盛はインディカ米(タイ米)を原料としていることが由来しているのか、タイやベトナムといったアジア系料理にもよく合います。
よく晴れた暑い日に、日差しを浴びながらバインミー を頬張り、泡盛ソーダをグイッと流し込みたいものです。
角打ちでさらっと一杯
泡盛のバリエーションを 今秋から増やした日本酒角打ち店が、都内にあります。
享保元年から引き継がれる酒販店「麹町いづみや」さんです。(千代田区麹町)
立ち飲みでリーズナブルに日本酒をいただけるお店ですが、オーナーが泡盛の美味しさに目覚め、1種類のみの取扱いだった泡盛を6種類に増やしました。
種類を増やした理由を尋ねると…
「だって、美味しいじゃん!」
「店の特徴にもなるし」
なんとも明快なお答え!(笑)
こちらのお店では好みの飲み方で作ってくれる他、リクエストすれば「カーブチー」という沖縄柑橘の追加も可能。
さくっとさらっと一杯だけ飲める手軽さが、何とも心地良いスタイルです。
【まとめ】「沖縄」にとらわれず、カジュアルに楽しもう
11月1日の「泡盛の日」にちなんで記事を掲載しましたが、今回はこの辺で。
数百年に渡る歴史とロマンがある琉球泡盛、語り始めるとキリがないものの、ストーリーを知らずとも、ライトにカジュアルに泡盛を楽しむ方が増えますように。
「沖縄」という枠にとらわれず お酒の楽しみ方の一つとして、泡盛の扉を気軽に叩いてほしい、心からそう思います。