このサイトについて

沖縄の赤瓦とシーサー

うちなーたいむ研究所 沖縄と暮らす」では、

「沖縄に行かなくても沖縄が楽しめる」衣・食・住+αの情報をお届けしていきます。

うちなーたいむ研究所が伝えたい想いは、

「等身大のうちなー(沖縄)を感じてほしい」

ということ。

魅力に溢れた島であると私たちも思うところですが、特別に飾り立てるでもなく、華美にならず、それでいて沖縄の持っている素材の良さ、彩り、温かさをナチュラルにお伝えしていきたいと思っています。

とはいえ、「沖縄を普段の暮らしに取り入れるってどういうこと??」と思う方も多いのではないかと思いますので、取り入れる方法5つのポイントをご紹介します。

POINT1 沖縄食材、沖縄料理で元気に

琉球古来の伝統食の考え方は、中国の「薬食同源」の思想に基づきます。

食で体の調子を整える「食養生」には食材ごとの効果・効能、食べ方があり、19世紀に王家のために研究されたことですが、その後庶民まで広く伝搬していきました。
食を気遣うということは、自分や家族を大事にするということ。

沖縄の食材や琉球料理の伝統的な調理法の考え方を、ほんの少し、いつもの食事に加えてみることをお勧めしています。

POINT2 沖縄素材でキレイに

沖縄の美容グッズ

沖縄は薬効が期待できるとされる素材の宝庫です。
自生する野草は昔から、食す、煎じて飲む、煮汁で体を洗うなど様々に活用されてきました。

現在ではそれらの天然素材をベースにしたスキンケアグッズも多数あります。

また、肌の汚れを落としてキメを整える効果がある「クチャ」という泥が沖縄に多く存在し、昔から使われてきました。

沖縄の植物は強い日差しを浴びて育つため、抗酸化作用が強いものが多いと言われています。

全国猛暑日が続く日本の夏においては、南の島の植物の力を借りることは理にかなっていると言えるかもしれません。

POINT3 伝統工芸品やうちなーモチーフのグッズを生活空間の彩りに

沖縄の地理的環境や歴史を反映している数々の工芸品。

やちむんや紅型の手法はアジア各国から伝わり、琉球ガラスは日本との交易により薬瓶を加工して作ったのが最初と言われています。
例えば沖縄の工芸品として一番人気の高いやちむんは、全国的にも珍しいほど、殆どの工程が手作業で、形、色、が少しずつ違います。

一点もののお気に入りの器が食卓に一つあるだけで、普段の食卓も気持ちが少しアガることでしょう。

POINT4 芸能が生活のエッセンスになり、気持ちを大らかに

沖縄の芸能は、大きく分けて二つです。

宮廷音楽の流れを引く古典芸能と、庶民に親しまれてきた大衆芸能です。

沖縄料理屋さんなどで耳にするようなテンポの良い民謡は、大衆芸能に分類されます。

また、沖縄の芸能といえば音楽や踊りだけではなく、「お笑い」も欠かせない要素です。

嬉しいことも悲しいことも笑いに変えて乗り切る、沖縄の強さはここにあるかもしれません。

深刻に物事を考えてしまいそうな時に、沖縄の笑いが心をほぐしてくれること間違いなしです。

POINT5 沖縄の空気感をまとう

沖縄デザインの衣服や小物を身に付けるということは、沖縄の空の色、海の色、花々の色彩と一体になるということ。

明るい色彩のかりゆしウェア、Tシャツ、ストールといった布製品のほか、サンゴや琉球漆器のピアス、紅型を使った蝶ネクタイや帽子など、伝統工芸を現代風にアレンジした小物類も多くのデザイナーから生まれています。

「沖縄と暮らす」5つのポイント、いかがでしたでしょうか。

私たちうちなーたいむ研究所の研究員くーみー、あゆみー、のーりーの3人とゲストの目線で「沖縄と暮らすとイイこと」を、これからドンドンお伝えしていきたいと思います。

3人のプロフィールはこちらからどうぞ。

サイト制作にご協力いただきました!

このサイトを立ち上げる時に、看板とも言えるタイトルロゴをどんな風にしようか、3人で話し合いました。女子3人だからかわいい路線で行くか?でもやっぱり、今住んでいる場所にいながらにして沖縄の風を感じて欲しい。そして辿り着いた3人の意見は、

「書浪人善隆さんにロゴを書き表してもらえたら最高!」でした。

沖縄だけでなく、県外や海外でも活躍している有名人に頼むなんて、お金もないのに、かなり無謀な計画でした。。。しかも、これと決めたサイト名を変更しなければいけない事態が発生し、サイト名も白紙に戻ってしまった状態でした。

が、先生の弟子でもあるあーゆー(月に1度東京で開催されている善隆さんの書アート教室に通っています)から、聞くだけでも聞いてみようと、勇気を出して相談してみることに。ちょうど、渋谷の東急ハンズでイベントをしているということでしたので、だだだーっと3人で押しかけてご挨拶をしに行きました。

あーゆー
あーゆー
善隆さん!サイト名も決まっていないんですけど、私たち3人で立ち上げるサイトのタイトルを書いていただけないでしょうか!?」(ドキドキ)

善隆さん
善隆さん
沖縄のためになることなら書いてもいいよ〜。僕もいろいろネタがあるからコラムなんかも書いてもいいかなぁ

と、こんな素敵な笑顔で、夢のようなお返事をいただいたのでした。

さらに、サイト名を方言にしても面白いんじゃない?と、方言をいろいろと教えてもらいました。実は、「沖縄と暮らす」に決まる前は、「ぬーそーがー」が最有力候補になりました。街で会った時に、「あれ?何してる」みたいに使う言葉です。さんざん相談に乗っていただいたのですが、沖縄のことをよく知らない人にも広く沖縄のことを知って欲しいねと結局決まったこのシンプルな名前(笑)で、10案ほど案を書いていただきました(きっとたくさん書いた中から10案選ばれたのだと思います。もう感激)。さらに、ここからまた意見が割れに割れたのですが、あーゆーと善隆さんで相談してこのタイトルに決定しました!

後日談。東急ハンズに善隆さんを訪ねた時、あーゆー以外は善隆さんと初対面でドキドキ。素敵な笑顔に、緊張もすぐにとけ話が弾みました。のはずでしたが、自宅に帰ってふと本棚を見ると、昔かって読んだ本に、「著者 書浪人 善隆」と書いてあるではないですか!!

この本に出てくるうちなーんちゅ(沖縄の人)の隆くんが、善隆さんだったんですねー!!!!もう初対面とは思えなくなりました笑。善隆さんのことを知らなくても、島ナイチャー(沖縄に住む県外出身者)の奥様から見た隆くんのうちなー度100%の驚きの毎日に癒されること間違いなしです!まだ読んでいない方は、必見です。

長くなりましたが、善隆さん、本当にありがとうございます!コラムもぜひ書いてくださいね〜。

書浪人善隆(syoronin zenryu)

書アート作家

日本テレビで放送された「マネーの虎」のTVタイトル揮毫し、本格デビュー。優れた感性の持ち主である宮本武蔵の素浪人にちなみ、書浪人と命名。

その作品は単なる書にとどまらず、アートとしての書の世界を確立。TVや書籍タイトル、国内外の店舗や会社のロゴデザイン・商品デザイン、オリジナル書アート作品も次々と発表。

沖縄の竹と書をコラボさせた作品は、東京国立新美術館を始め、他県の県立美術館に展示された。

また、善隆の描く「龍画」を始めとする書画はアジアのみならず、ヨーロッパ、アメリカなど各国に飛び続ける。

平成天皇皇后両陛下の沖縄ご訪問の折には、行幸先のご休憩室の書の依頼を受け、イタリアではグッチ会長にも揮毫。ココ・シャネルの最後の晩餐やグレイス・ケリーの食事も作ったフレンチ界のムッシュこと小西忠禮(ただのり)氏のパーティでのパーフォーマンスも絶賛を得る。

最近は、空間デザインの依頼も多く、さらに、企業からは善隆の書や書画作品の活用コンサルの要望も熱い。

2018年暮れ、日本のデザイン書道家に選出される。